ポイ活トレーダーのみなさんこんにちは!
スワップ運用に欠かせない高金利通貨トルコリラ、そのトルコがまたやらかしたようです。今回はトルコ情勢についてと、貯まったポイントでの積立記録についてです。
〇トルコ情勢についての速報
トルコがシリアへの砲撃を開始したというニュースがあり、トルコリラは不安定な状況ですね。先週の18.7円付近のレンジから50銭程度下落しています。このままアメリカ・EUとの関係が悪化の一途を辿るようであれば、直近安値である15円を再度見に行く事もあり得ます。
TRY/JPYのチャートで見ると週足・月足レベルの長期でディセトラを形成しつつありますので、何か大きな良ファンダがない限りV字回復は厳しそうです。(クロス円チャート参照のため精度には欠けますの。より詳細な解析はドルストのチャートを見てくださいね)
事の発端はトルコがシリアのクルド勢力に対して砲撃を開始したというニュースで、クルド勢力に肩入れしているアメリカと対立する構図になります。
しかしシリア砲撃の数日前にトルコのエルドアン大統領とトランプ大統領は電話会談を行い、11月に直接会っての会談が決定しています。
シリアから米軍撤退直後のトルコ軍によるシリア砲撃…わざわざ会談が決定した後にアメリカの顔に泥を塗るような事はしないと思います…というより普通の国には出来ないですよね。つまり、トランプ大統領はクルド勢力への砲撃を黙認するという確信がトルコ側にはあったはずです。
対するトランプ大統領はtwitterでトルコを非難していますが、上記の流れからするとパフォーマンスで終わる可能性が高いと思います。しかしEU側はシリア難民を受け入れ続けているので、本気の非難と制裁が飛んでくる可能性も。
そんな不安定なトルコ情勢ですので、維持率管理にはどうぞご留意ください。18円を実線で割ってくると15円台まで一気に抜ける可能性があります。ここでなんとか持ちこたえれば直近高値の19.6円を超えて20円回帰が叶うのですが…。
しかしネガティブな事ばかりではありません。シリア砲撃でこの程度の下げなら下攻めも疲弊してる感はあります。近い内に大きなショートカバーもあり得ますね。
そして我々ポイ活トレーダーにとって下落時こそ積立のチャンスでもあります。ドルコスト平均法などの定期購入の弱点は、上昇時やヨコヨコ時に購入して膨らんだポジションが、下落時にとてつもない損失を生む事です。一転して下落時の積立はプラスに転じるのも早く、逐次少額ながら入金を繰り返していくポイ活トレーダーなら、数字以上のポジション維持率を生みます。
◯今日の積立
今日はポイントタウンで貯めたポイント3,000円を出金しております。
そのお金をトルコリラと南アフリカランドに投資……
………したかったのですが、今回も両通貨下落による損失補てんに充てられてしまい、積立購入は無しです。
時価総額 113,797円(前回から-3,196円)
累計スワップ 5,838円(前回から+461円)
2回連続で入金しても積立できなかったのは5月の積立記録を開始して以来初めてです。ポイ活の利益を入金し続けて現在は11万円分を超すポジションですので、下落時に数千円レベルの損失がのしかかってくるのが原因だと思います。
ただスワップが1日に70円弱入る事と、ポイ活で1日に数百円程度は稼ぐことが出来ているので、なんとか下落の損失についていく事ができています。
今回も前回から約3,000円時価評価額が減っていますが、3,000円入金でほとんどチャラにできている状態です。スワップだけなら到底回復が間に合いませんが、ポイ活の収入もある所がポイ活トレーダーの強みです。
とはいえ、トルコリラも南アフリカランドもしばらくは厳しい状況が続きそうなのでポジションを増やす事ができないのは辛いです。切り返しの時までじっと耐えましょう。